001☆箱開け+慣らしツーリング 注意・製造・販売終了

i'me(アイミー)の生まれ故郷は、
沖縄県与那国島の南西
約110kmに位置する
台湾です。
ここから海をわたって日本にやってきます。
生みの親『
PGO』社は1964年に設立された
バイクメーカーで、1972〜1982年はイタリアの
ピアジオ社と業務提携していました。
こうして実力を養った後は、
独自に開発・製造を進め、
今ではスクーターを中心にトライクやバギーまで手掛けています。
台湾ではKYMCO、SYM、台湾ヤマハ、台湾スズキに次ぐ第5のメーカーですが、
他社とは一味違ったスタイリッシュ&高品質モデルを製造していることから、
世界34か国に輸出するほどのグローバル企業に発展。
モータースポーツに力を入れていることでも有名です。
まずは箱開けの模様からお伝えしていきましょう。
段ボール箱に入ってくるんです!


アイミーの荷姿は左上写真のように
全身“段ボール”です。
これを切り開くと、右上写真のように
筋かいも底板も段ボール!
木箱や金属製の底板に比べて、
取り扱いも廃棄も楽ですから、
本当に助かります。
いや〜、最近の段ボールってすごいですね。

ビニールで保護されたシートの上には
検査合格証(左写真)が置かれていました。
さすがはファクトリー トライク
(バイクメーカーがゼロから製造した
トライク)ですね。
紙一枚でもグッと信頼感が増します。
シートを開けてみましょう。

バックミラー(黄色い箱)と
バッテリー(台湾ユアサ製 YTX9-BS)、
取扱説明書(英語版)、
車載工具が収められていました。

バッテリーは充電して、シート下の専用スペースに収めます。
(バッテリー前方のクロスパイプ部分に車体ナンバーが刻印されています)
樹脂製のフェンダーは、裏側に金属製のサブステーが這っていて(右上写真)、
車体側のステーも頑強な作り。ボルト止めする部分にはラバーグロメットがはめ込まれ、
振動対策も万全のようです。
カウル類の立てつけもしっかりしていて、各部の作りにもソツがありません。
やはり世界で活躍するバイクメーカーが作っただけのことはあります。
そうこうしているうちに納車整備も終了。
登録も無事に終え、いよいよ慣らしの始まりです。
まずは「スロットル半開」からスタート

取扱説明書には
慣らしの方法がていねいに
解説されています。
その部分を抜き出してみましょう。
◎
走行0〜150km
→スロットル半開(1/2)まで
→1時間に5〜10分は休憩して
エンジンをクールダウンさせること
→同じ速度で走り続けないこと

◎
走行150〜500km
→スロットル半開(1/2)まで
→1回の走行時間&距離を長くすること
※
走行1000kmでエンジンオイルと
ギヤオイル、ディファレンシャル
オイルを交換すること。
◎
走行500〜1000km
→スロットル4分の3開まで
◎
1000km超
→1000kmで慣らしを終えた後も「スロットル全開での長時間走行」を避けること
まずはこの指示に従って慣らし走行を始めることにしました。
「スロットル半開」といっても、クルマの流れに乗れ、郊外道路でもストレスフリー。
150ccクラスはやっぱりいいですね。
せっかくなので、スタッフはお客さんから紹介された温泉にツーリングに行ってみました。
アイミーの第一印象は「
なんだか愉快」、
でも、バイクの乗り方がしみついている方が上手に曲がるには、
ちょっと練習が必要かもなぁ?
慣れるまでは、スローインを徹底しよう-----って、
まだ慣らしが始まったばかりでしたね(笑)
〉〉「
連載002☆初回点検」は
こちらです。車両本体・純正部品の製造と販売は終了しております。