004☆「ローダウンキット」で旋回安定性が格段にアップ
(メーカー製造終了のため販売終了。部品供給終了。)
アイミーに乗り始めたときから、
リヤ車高を下げたいと思っていました。
どうも
腰高な印象がして、コーナリング中の
安定感がいまひとつだったからです。
うっかりオーバースピード気味に
コーナーに入ってしまったときや
早めにグイッとハンドルを切ってしまったとき、
タンデムで無理してタイトターンを曲がったときに、
特にそうなりがちでした。
加えて、リヤサスペンションの反発力が
高めなところが気になっていたんですが、
こちらは走行距離300kmくらいから
明確に動きがよくなり、
現在は問題を感じていません。
こうした悩みを当社代表・岡本に話したら
作ってくれました、オリジナルのローダウンキットを。
それが左写真。
※写真には開発中のキャリアも一緒に写っています。
ノーマルのアッパーマウント部分
(リヤサスペンションの上側を固定する部分)
に下駄をはかせる構造です。
これでリヤ車高が
40mm下がりました。
リヤサスペンションの固定角度が
やや起きたため(レイダウンと逆方向)、
乗り心地と踏ん張り感のバランスが
悪化するのではないかと危惧したのですが、まったくの杞憂でした。
実際には、
乗り心地もコーナリング中の
安定感も格段に増して、
冒頭で記した「うっかり」を犯したときでも、ドキッとすることがなくなりました。
これはもう、アイミーの
必需品だと思います。
ネガティブな要素は特に見当たりませんが、
人によっては旋回初期のクイックさが懐かしいと感じるかもしれません。
何を隠そう、スタッフ自身がそうだったんですが(笑)、
通勤やツーリング、タンデムなどでさんざん乗り回した結果、
「ローダウン仕様のほうがすべての点で勝っている」との結論に至りました。
自信を持って40mmダウンをオススメしておきます。
ちなみに、このローダウンキットは相当な荷重がかかる(2人乗り+荷物積載)ことを
想定して、アルミ製ではなく、頑強な
スチール製にしてあります。
現在、様々な状況で500km以上テストしてきましたが、
耐久性にはまったく問題がありません。
機能的にも「
転倒フリーの安心感」に多大な貢献をしてくれるので、
もう少し耐久テストをしながらデザインなどを煮詰め、
現状とほぼ同仕様のまま、近日発売したいと考えています。
価格は-----現在、ソロバンとにらめっこ中(笑)
アイミーに乗るすべてのみなさんに「安心&安全」をお届けしたいので、
「これならOK」とオーナーさん全員が購入していただける価格に収まるように
掛け合っているところです。
★2013年3月に「アイミー専用 ローダウンキット」を発売しました★
現在は販売いたしておりません。
写真左はノーマル、写真右はローダウンキットでリヤ車高を40mm下げた状態です。
見た目にも、車体後部の座り(落ち着き)がよくなっているのがわかるでしょう。
そのぶんフロントのキャスター角が寝て、旋回初期のクイックさがいくぶん弱まりましたが、
数日乗っていると慣れて(新たな操作法が身について)意のままに曲がれるようになります。